「パリエ」の第1号事業所である訪問看護ステーションが大阪市生野区にオープンしたのが2014年7月1日。
早いもので丸6年がたち、パリエは７年目に入りました。
写真は当時の第1号事業所です。

人間でいうと7歳といえば小学1年生。まだまだこれからの時期で本格的な成長はこれから、といえるかも知れません。
全くの未経験分野である在宅ケアに参入し、オープン当時は小さいながらも真新しいオフィスと、最低限の人数のスタッフがいるだけ。
たくさんのお花をいただき、事務所は華やかでしたが、ご利用者様はまだ1人もおらず、期待と不安が入り混じった船出であったことを記憶しています。

オープン日も終わろうとする夕方に、近隣のケアマネジャー様にご来社いただき、担当されているご利用者様の訪問看護をパリエでできないか？というご相談をいただいたのがご利用者様第一号でした。

そこからは初めての体験ばかりでしたので、時にはお詫びし、時にはご指導いただき、本当にご利用者様と地域の連携機関の皆様、そしてスタッフの奮闘に支えられる毎日が始まりました。
開設当時から大切にしていたのは、ご利用者様の満足を追求すること。
不器用ながらもその姿勢を少しずつ評価していただき、連携先、ご利用様も増え、スタッフや事業所も増えていきました。

今では関西・東京でご利用者様は320名以上になり、訪問看護の他、居宅介護支援・訪問介護もスタートし、管理部門スタッフも増え、約70名が勤務する規模になりました。

今までの歩み（2020年7月時点）

さらに今後、直近では2020年8月にパリエ訪問看護ステーション堺の拡張移転、9月には東京エリア事業所の拡張移転、10月には2箇所目の東大阪市内事業所の開設を予定しています。
6年前の開設時に比べると、ご利用者様・連携機関の皆様、そしてスタッフも比較できないほど増え、感謝の念にたえません。
しかしこの規模になったことで新たな課題や、行うべきチャレンジも明らかになり、まだまだ努力の歩みを止めることなく進まなければならないと感じています。

創業期から「パリエらしさとはなんだろう？」「私達だからこそできることとは何か？」を常に皆で考えてきましたが、6年が経ちその答えが少しずつ見えてきました。

パリエらしさを表す答えの一つは「全ての人に対し献身的であること」。ご利用者様はもちろん、連携機関の皆様にも、そしてスタッフ同士でも、献身的な態度で接し、お困りごとの解決に向き合うということであると今感じています。
もし私達が献身的でなく、それぞれが保身的になってしまえば、絶対にサービスの満足や仕事への達成感を得ることできません。スタッフ皆がお互い献身的であることを第一にすれば、ほとんどの問題は解決し、業務のレベルも上がり続けると信じています。

これからもますます献身的であるパリエらしさを追求し、以下の３点を重視しながら皆様からのご期待に応えていけるよう邁進していきます。

• 安心かつ安全で質の高い在宅ケアとは何かを追求し、実践すること。
• 連携機関の皆様からの信頼を常に最高の状態でいただけるようにすること。
• スタッフの働きやすさと技術と心を限りなく高めていくこと。

創業7年目に入った私達パリエに、これからも皆様からのご指導ご鞭撻をいただけますようお願いいたします。